筆者が仁田氏にどうにもかなわない、と帽子を脱ぐのは、氏の日本の伝統文化と芸能に関する蘊蓄である。中国思想における自然と人間。能・歌舞伎・落語等のいわば日本的なるものの中に、「呪術とその影」を見出す、その眼力の強さというものには、何とも圧倒されっ放しという他はない。洋書・英語/ INDIA OF THE BRAHMANIC AGE :With Reference to the RAMAYANA /Part1&2 /Studies in Indian History No5/ J.Talboys Wheerler。