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【茶道具】真塗長板一双（紙箱）
1900年(明治33年)生まれの祖母が所持していた雛人形道具です。輪島塗　雪月花　盃　螺鈿。御三揃に桐箱の蓋に貼られたラベルに「大黒屋玩具店 特撰 髙級玩具」「芝櫻田本郷町電停際」と記載されています。茶道具　中村湖彩作　秋草絵　篭形香合　共箱　V　R3664。この「芝櫻田本郷町」が存在したのは1869(明治2)年〜1932(昭和7)年です。蒔絵小箱　江戸時代。祖母の一家は、明治時代、この住所表記のほど近くに住んでいた事は確認しています。【茶道具 立礼棚 立礼卓】 末広棚 即中斎好写 椅子2客付　小川湖舟作 組立式。「芝櫻田本郷町電停際」の「電停」は、1903年に馬車鉄道を廃止して3社による電車の運行が始まり、1911年「東京市電」に統一され、1972年に2系統以外全て廃止される迄あった路面電車の停留所です。鼈甲工芸、紫紅、ペンダント、ネックレス、フクロウ、落款。東京の電車の運行が始まり、芝櫻田本郷町が無くなる迄、つまり1903〜1932年の間にこの品が購入されたと推測されますが、祖母やその家族の動きを含めて鑑みると、明治末期から大正9年の間あたりに集約されてきます(憶測の域を出ませんが)。未使用　津軽漆　茶筒。年数を経ている割には良い状態を保っていますが、角の漆が少し剥げている物、房が弱っている物があり、重箱の台座は板の中央に隙間があります。煙管とたばこ入れと煙管入れ。御懸盤に乗る器も片方だけ１つ欠けています。茶道具 輪島塗　漆器　蒔絵　共箱。重箱の箱は既にありませんでした。八雲塗　漆芸家　石村春荘作　鮎蒔絵　懐石膳　五客　共箱　M　R4005B。文化遺産的価値のある物として、ご理解頂ける方の手に渡ることを願って、出品させて頂きました。大藏達雄　根来塗り　片口　ぐい呑み　漆器　酒器　徳利　お猪口。⚫️サイズ　　　高さ　　　幅　　　奥行箪笥約12cm 約10.5cm 約4.8cm長持 約6.5cm 約12.5cm 約5.8cm両掛 約4cm 約5.3cm 約3.8cm桐箱 約7.5cm 約26.5cm 約14cm重箱(台座含め高さ)約15cm御懸盤 約8cm 約11.5cm 約11.5cm